手術室看護師の仕事道具紹介。出来るだけ身軽に。
ICU(集中治療室)、手術室、病棟を経験しているシャチログです。
看護師の持ち物は部署によって全然違うのです
今回は手術室で働く男性看護師の持ち物について紹介します
ネームプレート
患者さんに挨拶する際に必要になる。さらに薬品庫に入室する際にもネームカードをかざして入る必要があるため必需品と言える。
ペン
これは誰しもが1本はポケットに入れて仕事をしています。
私は
- 3色ボールペン
- 黒のボールペン(無くしてもいいよなチャチなヤツ)
- マジック
3本を持ち歩いています。
なぜボールペンを2本持ち歩いているのかというと、、、
自分用と、医師にボールペンを貸す用です。
手術室では専用のスクラブに着替える必要があるのですが、外科医の多くは白衣にペンを入れたままでボールペンを持たずに来るのです。
手術直前のタイムアウトでサインが必要になるにも関わらず持って来ない医師が多いのです。
貸したまま持っていかれることもあるのでチャチなヤツを貸すようにしてます。
ハサミ
テープや袋等を切って開けるため。
カテーテルやドレーンなどの固定用のテープを切る機会が絶対あるので必須ですね。
ペアン
針や刃の付いた器械が床に落ちることが多く、素手はもちろんだが手袋をして触るのも危険とされている。患者さんの血液や体液で汚染されているためである。
1本持っておくと、すぐに拾えて便利。
手指消毒用のアルコール
今の看護師は大体全員が持たされている。病院から支給されていおり、携帯していないと上から怒られる。
患者さんに触れる前、触れた後必ず手指消毒が必要になる。清潔、不潔に注意が必要な手術室なら尚更である。
大体持ち歩いているのはこの4つがメイン。その他は手術の内容や患者さんの状況によって追加したりする。
固定用のテープ、ペンライト、定規、その他ペン、メモ帳、手帳、参考書、、、色々持っている人もいるが、手術室の中に大体揃ってるか代用が効くので、シャチログはほぼ持ち歩いていない。
まとめ
病棟で勤務する看護師とは持ち物が違うのでは無いでしょうか。
病棟では看護師が患者さんの状態を把握し医師へ報告しなければいけないため、状態把握に必要な聴診器やストップウォッチなどを持ち歩きます。しかし、手術室では患者さんの全身管理は麻酔科医師が行います。そのため手術室看護師は手術をスムーズに進めるために必要なものを持つことが多いと思います。